音楽日和

中学3年生の音楽レビュー♪

<第16回>今週の一枚! 「勝訴ストリップ」

だんだんと更新が正常化してきましたといっても、ここでいう“今週”は8月19日〜25日のことです
「NewRelease情報!」で東京事変を扱ったので、今週は「椎名林檎ウィーク」にします。

ということで今週は、ダブルミリオンを記録し、一世を風靡した超メガヒットアルバム「勝訴ストリップ」を撰びました

勝訴ストリップ勝訴ストリップ
(2000/03/31)
椎名林檎

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その独特な歌唱法や、圧倒的な作詞・作曲センスを武器に、デビューアルバム「無罪モラトリアム」からいきなりミリオンを飛ばし、続くシングル「本能」でも看護婦姿でガラスを割るというPVの話題性も手伝って、出荷ベースでミリオンを達成。そして、「ギブス」「罪と罰」。アルバムからの先行シングルとして2枚同時発売され、共に総売り上げ50万枚を越す大ヒットとなりました。

このような、本人でさえも戸惑う大きなムーブメントの中で、このアルバムはリリースさたワケです。

なんか、書いていたら興奮してきた()ので、「勝訴ストリップ」全曲レビューしちゃいます

1曲目「虚言症」。林檎が高校生の頃に書いた曲。自分と同じくらいの女の子が線路の上に寝て自殺したというニュースに衝撃を受けて書いたそうで、「線路上に寝転んでみたりしないで大丈夫/いま君の為に歌うことだって出来る」と歌っています。作られたときのタイトルは、「大丈夫」だったそうですが、今の自分にそんなことは言えないという理由で、「虚言症」というタイトルにしたそうです。乾いたサウンドと温度のこもった林檎の声で、アルバム冒頭から、圧倒されます。。。

2曲目、「浴室」。林檎が1番気に入っている曲です。体の奥へズシリズシリとくるビートに引き込まれ、既に「虚言症」で疲れきっている体ですが、どんどんと林檎ワールドの奥底へ突き進んでいってしまうのです。そして、サビで開けます。物凄い美しい展開です。渋いビターチョコの先に甘すぎない上品なクリームが待っていた、みたいな・・・?とにかく、この展開に惚れる人が続出したわけです。これが、「浴室」人気の理由です。歌詞は、結構複雑です
。愛している人と一緒に死にたいんだけど死ねない云々みたいな話で、「言ったでしょ?『俺を殺して』」と言いながらナイフを相手に向けつつも、心の中では「どうか見捨てたりしないで」と思っているんだそうです・・・。

休む暇なんてありません。次々と、密度の濃い音の嵐3曲目「弁解ドビュッシー」。このタイトルは、「なんで、ドビュッシーが好きな理由を答えなきゃいけないの?面倒だな・・・」みたいな感じだそうです(笑)「どうせ私の人生 語呂合わせ何だもん」「チョーキングだけに支配されて変化する莫迦な女で宜し」など、自虐的な歌詞が多いです。(実際、林檎はチョーキングするギター男にコロっといっちゃうそうです(笑))その中で、「どうして価値に理由を付けてポーズを執らされているのかな」というフレーズを発見したんですけど、これって事変の「キラーチューン」に通ずるものがあるような気がしました。本当に良いものに理由もなにも無いんだッ!!みたいな

体力の無い人は、そろそろキツいかもしれませんそれくらい圧倒的なサウンドです。ココできました、4曲目。「ギブス」。かなり純粋なラヴ・ソングです「明日のことは判らない/だからぎゅっとしていてね ダーリン」ですよ?しかも、あの声で。ヤバいです。ズルいです。そして、サウンド。デビュー時からアレンジを担当し、ずっと彼女を支える林檎の“師匠”亀田誠治。いまや、日本を代表するプロデューサーです。この、亀田誠治が「俺の葬式でコレをかけてくれ」と言ったんです。物凄いですよね。それくらい、自分の中でフィットしたんでしょう。曲と、アレンジ。もう、ギターとかイっちゃってます。(クレジットには、闘病ギターと記載されています(笑))生音意外のプログラミングも絶妙です。これから先、ずっと愛される名曲でしょう。。。

そして、5曲目の「闇に降る雨」。“演歌ロック”です。物凄い悲しげな色をまとった弦が、この曲の世界観を彩っています。そして、“演歌”なメロディーラインや、歌詞。「貴方に降り注ぐものがたとえ雨だろうが運命だろうが/許すことなど出来る訳ない/此の手で必ず守る」。だけど、唸り上げるベースが、「ロック」を物語っています。で、個人的に、「林檎・名フレーズベスト10」には絶対入る歌詞があるんです。「東西線はあたしを乗せても新宿に降ろしてくれなくて」。自らを“新宿系”として売り出した林檎ならではの名言だと思います

6曲目、「アイディンティティ」。超攻撃的ロックチューンです。物凄い林檎の金切り声に驚き、「何処に行けば良いのですか/君を信じて良いんですか/愛してくれるんですか/あたしは誰なのですか」と矢継ぎ早に繰り出される質問に戸惑い、ハードなサウンドに圧倒されているうちに、この喧騒は去っていってしまいます。そして・・・

7曲目「罪と罰」。このアルバムは、曲目がシンメトリーなんですで、その中心に位置するこの曲。「ギブス」と同時発売され、大ヒットしました。もう、この曲を50万枚以上売った時点で、林檎の完全勝利は決まったも同然だったのかもしれません。決して聴きやすい音楽とは言えません。ただ、悲壮で、真剣で、純粋で、狂っていて、格好良い。これらの要素に快感を覚えた人が50万人以上いた訳です。物凄い時代でした不穏なオルガンの音から始まり、いきなり引き込まれます。そして、大きく息を吸ってから放たれる椎名林檎の叫ぶような歌声。「頬を刺す朝の山手通り/煙草の空き箱を捨てる/今日もまた足の踏み場は無い/小部屋が孤独を甘やかす」。強烈な世界観です。そして、林檎の歌声に負けず劣らず泣き叫んでいるのが、ギター。BLANKEY JET CITY浅井健一が演奏しています。「この曲のギターは浅井さんじゃなきゃダメ」と、林檎は最初から決めていたそう。で、ギター以外の楽器を録音したテープを浅井さんに直接送ったそうです。これでもし、浅井さんが断っていたらこの名曲は音源化されなかったわけです。。。というわけで、林檎に酔いしれましょう。YouTube試聴リンクです。
試聴リンク→「罪と罰」》

そして、8曲目。「ストイシズム」。林檎いわく、「息抜きの曲」だそうです。ここで一休みしないと後で大変です遊び心満載の曲で、「罪と罰」の歌詞を逆さから読んで歌ったり、伴奏の音階を「ドレミファ」で歌ってミックスしたり、「ブレーキ」・「アクセル」を繰り返して言った後に「パーキング」で締める、というウケ狙いな部分もあったり、昔のバンドメンバーの喋り声を使ってみたりと、色々面白いです。そして、何とも可愛いメロディ。さぁ、一休みしたら次に進みますッ

9曲目、「月に負け犬」。タイトルから、林檎節炸裂な感じです。。。名曲ってこういう曲のこと言うんだッって思いました。一瞬も飽きさせない、流れるような極上美メロに、エネルギーに満ちた歌詞、そしてシンプルで明快なバンドサウンド、で、なんといっても体温がみなぎっている声。林檎自身も、「“月に負け犬”とかってすごくいい曲ですね(笑)」と雑誌のインタビューに答えています。この曲の一人称は、「僕」なんです。このアルバムでこの曲だけですね。「私のことだと思いたくないから《僕》ってしてる」そうです。というわけで、“名曲”聴いてみてください。《試聴リンク→「月に負け犬」》

続いて10曲目。「サカナ」。個人的にかなりのツボ曲です。ヤバい。一言で言うなら“ジャズ+ロック”。超ジャジーなベース&トランペット。そして、妖しげな雰囲気を醸し出すメロディーライン。全て完璧でも、轟音ギターを忘れる訳も無く。。。亀田師匠のアレンジの妙技が冴え渡っています。林檎は、歌詞の内容を「『歌舞伎町の女王』(椎名林檎2ndシングル。この曲でMステ初出演。)の本音」と言っています。「あなたたち雄が私たち雌に対して、常に感じていること、バレバレなんだからね。まさか、気づいてないとでも思ってたぁ?」みたいな感じですかね(笑)18の頃に書いた曲らしいんですけど(とは思えないほど成熟したメロディーです...)、「もう21になっちゃうと、『わっ、可愛くない女の子!』見たいに思われる事が恐ろしい」と雑誌で語っています。18だからこそかけた曲なわけです。

次、「病床パブリック」。コレもかなりのツボ曲です(笑)Aメロは、かなりエフェクトかかっていて、林檎の声が男みたくなっていますそして、サビに入ったときのあの爽快感ったらありませんエフェクトが取れて露になった林檎が生まれながらに持つ雌としての声。美しいで、その美しい声が放つ哀愁放ちまくりの極上美メロ・・・(;〜;)そして、疾走感溢れるアレンジこのダブルパンチにやられ、小学生時代に放送委員だった自分は、給食の時間にかけちゃいました(笑)

そして、いよいよ12曲目、林檎最大のヒット曲「本能」。。。曲頭のシンセから一気に引き込まれます。で、キタッ“男気ドラム”(クレジットより)“ダダッ、ダダッ”。このドラムで、もうアウトです。。。そして、さらに追い討ちをかけるように、ヴォコーダーで加工された林檎の声。もう、どうしましょう(笑)そして、「約束は要らないわ」と叫びます。「果たされないことなど 大嫌いなの」悲痛な叫びです。と思ったらしっとりヴォイスで「どうして 歴史の上に 言葉が生まれたのか」と囁きます。もう、林檎の百色の声にただただヤられるだけです。あっ、あと唸るベースも亀田師匠の“悩殺ベース”です。まぁ、詳しい曲調とか説明するまでもないですよね。。。“世間の常識”的一曲です。

そして、この超モンスターアルバムのラストを締めくくる超名曲。。。「依存症」。「本能」の喧騒を中和するかのようなサウンドと声。凛としていて、鮮やかです。「あたしが此のまゝ海に沈んでも何一つ汚されることはありませぬ/其れすら知りながらあなたの相槌だけ望んでいるあたしは病気なのでしょう」そう叫びます。物凄い温度です。物凄い悲痛です。だけど、物凄い美しいです。そして、名フレーズ。「あなたのその目が頷く瞬間に初めて生命の音を聴くのです」。こんな素敵過ぎる言葉が、極上のメロディに乗せられて唄われちゃ、もうたまんないです。

というわけで、夏休みの宿題もせずに全曲書いちゃいました
ま、それくらいこのアルバムを愛しているわけですッ

椎名林檎の情熱・体温を感じさせる曲・歌詞・声、名プレーヤー達の最高の演奏、亀田師匠の絶妙なアレンジ、全てが最高級です。っていうか、最高です
是非、聴いてみてください


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New Release情報! 2007.8.22

22日って4日前ですけど、どうしても紹介したいんで、書いちゃいます

というわけで、2007.8.22発売のシングル・アルバムから気になるCDを紹介したいと思います!

キラーチューンキラーチューン
(2007/08/22)
東京事変

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東京事変の、ズバリ「キラーチューン」!!!!!!!

稀代のカリスマ・椎名林檎を中心として結成され、類まれな音楽センスと突出した演奏技術で多くのリスナーを魅了している東京事変の5枚目のシングルです

いやぁ、東京事変に飽きるなんてことは、絶対あり得ないんでしょうね。。。前アルバム「大人」で緻密に計算された密度の濃い楽曲でアッと言わせると、次のシングル「OSCA」では、林檎が作曲から退き、ギターの浮雲が作曲を担当。切迫感溢れる攻撃的大人ロックを開花させ、そして今シングル「キラーチューン」では、鍵盤の伊澤一葉が作曲を担当。ポップで弾ける爽快スウィンギン・ポップスを完成させました\(≧0≦)ノ

伊澤お得意の極上美メロが、Aメロから全開です。そして、浮雲の超絶ギターテクがのっけから大サービスです師匠のベースも唸ってますし、羽田の太鼓が心を焦らせます。もちろん伊澤の鍵盤も爽やかに彩りを添えます。

そして、声弦。担当:椎名林檎。変幻自在のその声は聴く人の心をギュっと掴んで放しません。この握力、恐るべし「OSCA」で魅せた、“女”を意識的に消して搾り出す、震え上がるような攻撃的な声と同じ喉が発しているとは思えません。時にセンチに、時に明るく、時に声を少し荒げて魅せるその爽快で体温を感じさせる声にハッとするでしょう。

歌詞は、最近の音楽への軽率な態度に対する憤慨や、近年、いわゆる「キラーチューン」・「スパースター」の存在が薄くなっていることに対する寂しさが綴られています。「麗しいのはザラにないの 洗脳(ワナ)にご注意」「あなたは私の一生物」「美しいのは計れないの 溢れ出すから」という歌詞に込められた林檎の思いが声を通してひしひしと伝わってきます。そして、この曲の最後はこうです。
“私は貴方の一生もの”。。。

試聴リンク→「キラーチューン」》極上美メロポップですよ。“キラー”されること間違いなしッ!!!!!!


カップリングは、「BB.QUEEN」と「体」。

タイトルからかなり誘われる「BB.QUEEN」。メッチャ格好良い椎名林檎時代の巻き舌歌唱を彷彿とさせる、リスナーの心を煽りまくる唄いまわし。混沌としたアレンジ・機械的なコーラス、全てが手伝って、いつの間にか心を奪われているはずです。間違いない。。。とにかく格好良い

そして、「体」。。。もう、ふれ幅ハンパ無いっす全ての悪を浄化するような曲です1児の母であることを実感させる、味わい深くしっとりとした林檎の声。そして、「声弦」意外の楽器達も皆湿度を感じさせる演奏で、ジャジーに聴かせます。圧倒的な貫禄を感じます。。。


というわけで、9月26日に発売される3rdアルバム「娯楽(バラエティ)」に向けて、次々と極上の“手がかり”をくれる東京事変。その音楽性は留まることをしりません。どこまでもポップな「キラーチューン」、混沌サイケチューン「BB.QUEEN」しっとりソウル「体」。確実に虜になります。是非、聴いてみてください


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<第15回>今週の一枚! 「やさしいうた」

たまっていたもう1週分いきます

スネオヘアー
の「やさしいうた」です

やさしいうたやさしいうた
(2007/01/24)
スネオヘアー

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J-WAVE『TOMORROW』内コーナー『二十歳のころ』のテーマソングである、スネオヘアーの13thシングルです。


1曲目、「やさしいうた」。上記タイアップ番組では、発売日のだいぶ前から使われていて、自分は、森山直太朗っぽいなぁとか思ってたんですけど、発売日が近くなってから、スネオヘアーの「やさしいうた」であることが発表されましたちょっと意外だったんですけど、言われてみれば確かにスネオヘアーっぽいメロディでした超超超極上美メロです。「20歳のころ」をテーマにした歌詞なんですけど、20歳をまだ経験してない自分でもグッっとくるものがあります。。。初めてLIVEでコノ曲を聴いたときは全身に鳥肌がたちました。20歳をもう経験した方は、もうたまらないんじゃないでしょうか・・・。ちなみに、この曲を買いにCD屋に行ったときに、新譜にもかかわらず店の奥のほうにあって、こんな名曲でも、結局はレコード会社の勢力によってディスプレイされる場所は決まってしまうんだなぁ〜とちょっとがっかりしたのを覚えています

2曲目、「SEASON」。ちょっぴりダメ男の冬を歌っています。ザ・スネオヘアーって感じの曲ですかねぇ。アップテンポなんだけど、ちょっと切なめ。。。

そして3曲目。「Smile」。切なくて綺麗なメロディーがそよ風のように流れています。シンプルなアレンジが、声・メロディーのよさを引き立てています。スネオヘアーが稀代のメロディーメイカーであることがひしひしと伝わってきます。「そうさちゃんと今日にさよならくらい 言えなくちゃね」っていう詞が沁みます。。。


とまあ、急ぎ足でしたがこんな感じです。
とにかく、美メロなんですよねぇ〜スネオヘアーの曲は。そして、繊細で柔軟なアレンジが絶妙です。

20歳を過ぎてちょっと人生に疲れた方(オイッ)、是非「やさしいうた」を聴いて優しい気持ちで満たされてくださいッ


〔曲目〕
1 やさしいうた
2 SEASON
3 Smile
4 やさしいうた 〜二十歳のころ Radio Version〜


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<第14回>今週の一枚! 「UNION」

田舎に帰っていたので、「今週の一枚!」が2週分たまってしまいました

まずは、CHARAの「UNION」。

UNION UNION
Chara (2007/02/28)
ユニバーサル・シグマ

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ユニバーサルシグマ・A&Mレコード移籍後第一弾、4年ぶりのオリジナル・フルアルバムです。

いやぁ、久しぶりだとは思っていましたけど、4年ぶりだったんですね。。。

カネボウ化粧品「T'ESTIMO」のCM(本人も出演)に使われた32thシングル「FANTASY」のヒットという良い流れの中発売された今作。オリコンで初登場4位を記録し、大ヒットとなりました。

まず、1曲目「私を見つめて」。「もう言わない彼に しまうのよ 愛の奴隷よ」という何とも意味深でCHARAらしいフレーズを可愛く連呼して始まるこの曲。アコギの音色とともに、夢の世界へと引き込まれます。幻想的なコーラスも彩りを添えています。仮タイトルは「angel」だったそうです。

続いて2曲目。いきなりです。「FANTASY」。2曲目にコノ曲を持ってきましたラストに持ってくるなんていうベタなことはしないだろうと思ってましたけど、まさか2曲目とは・・・。CHARAの甘い甘い声と極上の美メロというなんとも贅沢な組み合わせ。そして、敏腕プロデューサー亀田誠治のプロデュースです。あぁ、ずるい。これだけの条件がそろって最高のポップスが出来上がらないわけがない「想像することと微笑むことの大切さ」が歌詞のテーマだそうです。優しい気持ちになりたいときや元気になりたいときなど、聴いて頂ければ様々な効果が期待できますよッただ、「CHARA中毒になる」という副作用の可能性が十分にありえます(笑)ちなみに、仮タイトルは「悪い夢」だったそうですが、レコード会社の人に「悪がつくとちょっと・・・」と言われて変えたそうです

続いて3曲目。。。「Crazy for you」。まず、この曲の大前提。アレンジが田中知之。あのFantastic Plastic Machineの田中さんです。もう、この時点でこの曲の勝ちは決まったも同然です(笑)ノッケから、田中ワールド炸裂です。なんていうだろう・・・。体の奥へと響くビートとか、唐突なピアノとか、転調のしかたとか、サビへの広がり方とか、説明しにくいけど、Fantastic Plastic Machineの香り。。。そして、田中ワールドに負けず劣らずのCHARAワールド。ただ、その2つの世界観は、ぶつかるのではなく、共存してます。2人のポテンシャルの高さ故ですね〜。歌詞は、「永遠不変の愛」がテーマだそうです。
(※Fantastic Plastic Machineのベストを、以前「今週の一枚!」で紹介しました。是非読んでみてください)

次は、10曲目「世界」!!しばらく、静かだったCHARAの活動再開の口火を切ったこの曲。CHARAの音楽への熱い想いがひしひしと伝わってきます作詞・作曲CHARAです。この曲は、何と言っても静かなAメロからサビへの開放感です。たまりませんCHARAのかすれそうだけど確かな歌声に、強く心打たれること間違い無しです。「自分を見失わないで夢はあきらめないほうがいい。と思っていた時の歌」だそうです。。。

そして、11曲目。「UNION」。アルバムタイトルにもなっていますね。ベースがいかした妖しげなイントロから一変、明るさ・希望に満ちたハッピーチューンです。ポイントとなる詞は、「君と僕をあわせて」です。結婚とか、他人との調和とか身近な愛の融合を意識したそうです。個人的には「憂うつも ボクの個性だ」っていう詞がなんとなくCHARAっぽくて好きです。


ココで、今回のアルバムの1曲1曲についてCHARAが語っています。全曲試聴もできますよ。

というわけで、CHARAのアルバムを紹介しました。
やっぱり、声が良いアーティーストは無敵ですそして、CHARAにはさらにプラスαな要素がたくさんありますからね。。。聴き終わったとき、生きるパワーに満ち溢れているはずです。是非、聴いてみてください


〔曲目〕
1 私を見つめて
2 FANTASY
3 Crazy for you
4 Tear drop
5 Boy
6 甘い甘い
7 o-ri-on
8 Back
9 This is my car
10 世界
11 UNION
12 虹をわたる平和がきた

オススメ→1、2、3、5、7、10



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New Release情報! 2007.8.15

「今週の一枚!」の更新が少し遅れていますどうしよう・・・

でも、その前に、2007.8.15発売のシングル・アルバムから気になるCDを紹介したいと思います!


俄然Yeah! 俄然Yeah!
mihimaru GT (2007/8/15)
UNIVERSAL J

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mihimaruGTの14thシングル「俄然Yeah!」です

オリコン1位を記録したベスト「THE BEST of mihimaru GT」発売後初のシングルです。第二幕・mihimaru GTの始まりです。

ベスト発売後って結構難しいと思うんですけど、魅力は色あせていません。出世作「気分上々↑↑」に匹敵する超アゲアゲなパーティーチューンです本人出演のパルティ夏篇のCMソングになっているので、耳にした方もたくさんいるんじゃないでしょうか。

初回盤のジャケットでは、お笑い芸人の「いつもここから」とコラボしています。デビューシングル「約束」以来のコラボということで、「もう一度原点からのスタート」ということを意識したそうです。通常盤のジャケットもハッチャケててかなり良い感じですッ

で、カップリングも良いんですよ〜。公式HPで試聴しただけなんですけど、2曲目「ビバケーション」は、海へ向かう車でかけたいサマ−チューン、3曲目「Together」は、爽やかなラブソングっていう印象を受けました。まさに、ミヒマルの良いところだけを抽出した豪華仕様です。

ミヒマルは、自分たちの良いところ・自分たちに求められているモノを良く分かっている気がします。で、しっかりとそこをおさえたリリースをしてますよね。これからも、ずっと第一線で活躍して欲しいです。

ということで、キャッチーな曲たちでリスナーの心をつかみ続けるmihimaru GTの14thシングル、テンション上がります。是非、聴いてみて下さい!!!!!


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<第13回>今週の一枚! 「Alright, Still」

このブログ開設以来初めての洋楽レビューですッ
ありえないくらいの名盤なんで、張り切っていきます

オーライ・スティル オーライ・スティル
リリー・アレン (2006/10/04)
EMIミュージック・ジャパン

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まず、個人的な意見ですが、「名盤」の条件として、
・捨て曲がない
・飽きない
この2つが最低条件であるように思います。
自分が今まで出会ってきたアルバムで、この2つをクリアするアルバムは、かなり少ないです。だから、名盤に出会えたときの悦びは、もの凄いものがあります。

そして、5日前。出会っちゃいました

Lily Allenの「Alright, Still」・・・。

今年のフジロック出演を果たした彼女。今ノリにノっているイギリスの破天荒娘です。凄いですよ。言動が。「自己主張のある女性ポップ・スターがいたのは一体いつの話よ。アタシが変えてやるわ!」ホント、仰る通りです。いつのからかは知りませんが、自己主張の強いアーティストが最近いないような気がします。「アッ、こいつやべぇ。」みたいな。

で、リリーなら本当に変えられるかもしれない、そんな気がします。


1曲目。「Smile」。英チャート1位を獲得したリリーの出世作です自分も、この曲でリリーを知りました。とにかくFMでかかりまくってたんですよね。あるときJ-WAVEでかかっているときに、HPにアクセスして「現在のオンエア曲」でタイトルを確認して、そのままITMSで検索。楽曲はもちろん、小悪魔的で、一筋縄ではいかなそうなヴィジュアル()にも魅かれ、即購入しました。それが10ヶ月前の話です。それ以来ずっとアルバムを買わなきゃと思っていたんですが、子供の事情でなかなか買えずにいたのでした

さて、この曲。ドラム、ベース、コーラスなどなど、全て格好良すぎです完璧です。リリーが初めて書いた曲らしいんですが、本当にありえないくらい完成されているメロディーライン。歌謡曲テイストで、流れるように耳へ入ってきます。そして、アレンジ。超超超格好良いやっぱりドラムですかね。「ツッツカー、ツッツカー」っていうところ(分かんないですね)でどうしてもヤられますゆったりしたスカ調なんですけど、歪んだベースと歌謡テイストのメロディーとの相性がマジ最高そして、なんといっても歌詞。「あなたがあたしを振ったとき 未練たらたらだった/でも隣のあの娘とヤってたなんて、どう説明つけるの」「あなたはわたしと会えば、よりを戻そうって超しつこい/今さら意味わかんないし 何かいいたいことがあるの?/ムカツキを通り越して笑えてくる」こんなこと書かれたら、「アッ、こいつやべぇ。」って思いますよね。ちなみにこの訳は、前者が、国内盤「オーライ・スティル」に入っていた平田春香さんの訳で、後者が、フジロック出演記念で日本限定で発売されている「Alfie EP」(6曲入っておまけにPV3曲で、驚きの1000円ッ)に入っていた辛酸なめ子(人選絶妙(笑))の訳です。最後にPVについて。笑えます。リリーがヤクザみたいなのに金払って、彼氏に仕返しする、みたいな内容なんですけど、一見の価値ありです。ということで、YouTube試聴リンク。《試聴リンク→「Smile」》

あと、ココで少しずつですが、アルバム全曲の試聴ができます。良かったら、試聴しながらレビュー見てくださいとにかく、「Smile」のドラム、聴いちゃってくださいあと、他にも色々なリリーの動画が見れちゃいます。「Smile」についてのコメントでは、「これが私の限界って噂があって(笑)・・・ムカつく。」とか言っちゃってます(笑)


2曲目。「Knock 'Em Out」。格好良い・・・。曲の始まり方がヤバいです。ピアノ→ピアノ+ドラム→ピアノ+ドラム+リリーのラップ+トランペット+ベースっていう流れなんですけど、やっぱりドラムが格好良いんだなぁ〜。あっそうそう、ピアノも格好良いんですけど、このピアノのフレーズは、アール・キングの「Big Chief」という曲のものだそうです。リリーは、「懐かしい音を扱いながらも、今っぽくも聞かせる」みたいなことをこのアルバムを通して狙っているそうです。歌詞は、ウザい男の取扱説明書みたいな感じです携帯の番号を聞かれたら、「なくした!」と言えば良いようです(笑)リリーは、ナンパとかされまくるらしいですよ。どうも。1番良い撃退術は、グーで鼻をバーン!!だそうです


続いて3曲目。「LDN」。「LDN」とは、ロンドンの略称だそうです。この曲凄いんですよ。ハリー・ウィッチェル博士が発表した「聞いていると最もハッピーになる曲」なんです。凄くないですか?でも、ホントその通りだと思います。冒頭の金管楽器的なサウンドからもうノリノリです。超極上美メロだし歌詞も、良い感じです。「一日中自転車で街中散歩/だっておまわり様に免許取り上げられたから/へこむというより、楽しいんだよ/だって目に映る全てがプライスレス」。ただ前向きなだけのつまらない歌詞にしないのがリリー。「おまわり様」の件など、かなりリリーらしいです(笑)テーマは、「ロンドンを暴露する」だそうです。この曲は、晴れた日の散歩のBGMにはもってこいですよさっき紹介した「Alfie EP」にリリーが渋谷を闊歩するっていう内容の、この曲のPVがあるんですけど、凄くマッチしてます。リリーのファッションも、かなり魅かれますよ


4曲目が、「Everything's Just Wonderful」。冒頭の、「イギリスの情緒ある街中を散歩」的なサウンドから一気に引き込まれます。このフレーズは何回か繰り返されるんですけど、その度にうっとりしてしまいます。。。プロデュースは、LA在住のグレッド・カースティンという方だそうです。これまでに、ジェフ・ベックや、徳永英明などを手がけたそうです。う〜ん、手広いですね歌詞も相変わらずです。「お役人が住宅ローン組ませてくれないんだもん/あたしたちが食わせてやってるのに」。すげぇ(笑)美メロの影でこんな事言ってたなんて・・・歌詞カード見ると、驚きの連続です。


5曲目。「Not Big」。何が大きくないのかと言いますと・・・歌詞カードを見て判明しました。「世界中にあんたがいま/ベッドでしょぼくれてるって伝えてあげるね/で、あんたのがちっちゃいってこともね」。はい、そういうことでしたアレンジは、4曲目と同じ人です。4曲目より、スカ色強めな感じですね。


そして、6曲目。「Friday Night」。金曜の夜遊びの経験を綴った曲です。クラブの前で40分も待ったことも書いてあります。(有名になった今はすぐ入れるみたいです(笑))サウンドは、全体的にあやしさ・退廃感が漂っています。コーラス・歪んだギターがその一因でしょうか。パブロ・クックという人が打ち込みを担当したそうです。


続いて、7曲目。ジャジーな曲です。「アルバムの他の曲とはちょっと雰囲気が違うの。」とリリーも話しています。一気に華やかになるサビは、のれること間違いなし歌詞は、リリー空想上の女の子に起こった話で、ムカつく男の態度に別れを決心して「今度はあなたがお勉強する番/どうしたらいいかもう分かってるでしょ/恥を知りなさい」と言い放っています


そこには、ただ哀愁が漂っています。8曲目。「Littlest Things」。ピアノが本当に、本当に、切ないんです。切なさの極みです「エマニュエル夫人」のサントラだそうです。歌詞も、珍しく男性のことを想っている内容です。「フリでもいいからまた恋人に戻れたらって祈ってる/一週間だけでもいいの/ねぇこんなに思ってるんだよ/だから教えて/あたしたちもう戻れないの?」、「落ち込んでるときしてくれるあの顔も/世界中であなたにしかできないんだよ」。とても一途です。また付き合い始めの頃のようになれたらと密かに願いつつも、別れてしまう二人。彼氏は、この曲を聴いて泣いたそうです。第三者ですら泣けてくるのに、当事者が聞いたら、ハンパないでしょうね・・・。PV(「Alfie EP」に入っています)は、なんとなく昔のフランス映画っぽい感じがします。情緒があります。この曲、このアルバムで1番好きですリリーの限界は、「Smile」ではないと思います(笑)


そして9曲目。「Take What You Take」。「懐かしくて新しい」ってこんな感じかも、って思いました。リリーも大ファンである「キース」が演奏していて、他の曲に比べて、生音がかなり活かされたサウンドになっています。サビの開放感がたまらないです。歌詞は、偉そうに説教する老人に向けて書かれています「一体何を知っているっていうの?/ちょっと長く生きてるからって頭いいフリしないでよ/てゆうかあんた誰?」、「アドバイス欲しいなんて言ってないし/いいから黙って/他の所でそのお知恵は見せびらかしてよ/あたしに言ったところで/そんなの一生懸命聞いてると思う?」相変わらず強烈です。「てゆうかあんた誰?」ですからね(笑)でも、何だかリリーが言うなら許せちゃう


やっと、10曲目「Friend Of Mine」。「私の友達」というタイトルながら、本当の友達ではない人へ当てた曲だそうです。「あたしたちは友達なんかじゃないってば/ずいぶん前から分かってたけど/あんたといると時間の無駄なんだってば/他の友達探したら?」意地悪ばかりしてくる「友達」に愛想つきたようです。サウンドは、静かめなレゲエって感じで、淡々と「友達」に言いたいこといってるっていうのが伝わってきます。

ラスト、11曲目「Alfie」。なんと、実の弟へ向けて書いた曲だそうです。「アルフィー起きて!希望に満ちた一日の始まりよ/しょせんひと事だから、弟が堕落していくのを見物することだってできる/ただ、人として借金は返さないと そのために仕事を見つけて」「万年床で寝てる男の部屋に来てくれる女子なんていないから/しかも一日中ゲームやってる童貞オタクのところになんか」(訳・辛酸なめ子ver.)全部、実話だそうですで、最後「悲観しないで/あなたはダメじゃない/私の可愛い弟」。やっぱり弟が可愛いんですねぇ〜ちなみに、このアルフィー君をこの記事の一番下でチェックできるので、面倒見てあげてください(笑)で、歌詞もさることながら、サウンドも強烈なんです。冒頭から、「リリー劇場」開幕です。ミュージカル調のひねりの効いた技巧サウンドが、なんとも心地よい。流れるような美メロも絶妙で、個人的にはかなりツボです。というわけで、超衝撃的な名盤のラストは超可愛いミュージカル・チューンで幕引きです


このあと、国内盤では、シングル「Smile」のカップリング「Cheryl Tweedy」と「Absolutely Nothing」が「日本盤のみのボーナス・トラック」として収録されています。いつも、海外アーティストの国内盤を見ると、「日本限定トラック」みたいなにがあって、「わざわざ日本人のために新曲録ってんのかなぁ?」とか思ってたんですけど、こういうカラクリだったんですね


というワケで、このブログ史上初のアルバム全曲レビューを敢行していしまいました2日に分けて書いたんですけど、かなり大変でした。

リリー・アレン、かなりヤバいです。日本でいう椎名林檎みたいな感じでしょうか。物凄い自己主張です。そして、「声」「曲」「顔」全て完璧ですちなみに、この「声」「曲」「顔」という基準は、売れっ子プロデューサー亀田誠治がアーティストを見るときの基準なんです。僭越ながら、自分も好きなアーティストはみんなコレ基準で選んでいたので、初めてこのことが書いてある記事を見たときは結構ビックリしました。特に「顔」って書いてあるのを見て「分かる!!」って心の底から思いました。リリー・アレンは、「小悪魔顔」ですよね。ファッションも、スニーカーにスカート。こういうちょっぴりヤバめな雰囲気を漂わせた感じがたまらなく好きですねぇ〜・・・。

ということで、「顔」はジャッケットで確認できますが、「声」と「曲」は聴かなきゃ分かりません是非、聴いてみてください



リリーの可愛い弟、アルフィー君です
Lily Allen「ALFIEキャンペーン」

→Lily Allen公式ウェブサイトへ


〔曲目〕

1 Smile
2 Knock 'Em Out
3 LDN
4 Everythings Just Wonderful
5 Not Big
6 Friday Night
7 Shame For You
8 Littlest Things
9 Take What You Take
10 Friend Of Mine
11 Alfie

BONUS TRACK
12 Cheryl Tweedy
13 Absolutely Nothing

オススメ→1、2、3、4、8、11



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