
ってことで、「今週の一枚!」で、椎名林檎の音楽史を振り返りつつ、遅れを取り戻してみましょう
←今日は、記念すべきデビューシングル「幸福論」です

![]() | 幸福論 (1998/05/27) 椎名林檎 商品詳細を見る |
「ア」
マゾンに画像が無かったぁ・・・
こんなジャケです

懐かしの8cmCDです

「混」
沌としたイントロから始まります。歪んだギターや機械音や鐘の音・・・林檎ワールド全開です
そして突如始まる明朗としたストリングスのフレーズ。混沌とした音世界にすっと光が差します
「で」
、この後一世を風靡することになる椎名林檎の第一声がコレです。「本当のしあわせを さがしたときに/愛し愛されたいと考えるよになりました。」林檎節ですよ。林檎節。ですます調で綴る恋愛に対する理想。「あたしは君のメロディーやその哲学や言葉、全てを守り通します。/君が其処に生きているという真実だけで/幸福なのです。」全て理想なんだそうです。林檎の。“君のメロディーを守り通します”なんて出てこないよなぁ・・・ふつう。
「林」
檎節は、メロディーでも爆発しています
っていうか、林檎節とは、つまり幸福論のメロディーラインをさすんじゃないかと俺は思っているくらいです。なんだろうなぁ。。。一筋縄じゃいかないんだけど、ポップの域を脱しない。際どいギリギリのラインを絶妙なバランスで渡っていく感じが物凄く好きです。流れるような言葉の乗せ方も、まったく独特でハイセンスです
「亀」
田師匠のアレンジも大変光っております
鐘の音と歪んだギターとストリングスを同居させてるんだから凄いです。これぞ、巧の技です
ストリングスのフレーズがとても美しく、耳から離れません
「そ」
して、タイトル曲以上にヤバい超名曲「すべりだい」。個人的には、「林檎ソングベスト10」に間違いなく入れたい一品です。
「ま」
ず、アレンジ。師匠のアレンジの最高傑作ですね。コレが。「丸サディ」と悩みますけど、こっちかな。シンプルなんだけど、綿密な音作りの上に成り立っているから、説得力があります。ベースラインの動きがクセになります。ここまでカッコイイと、ベースも凶器になり得ます。はい。ドラムの暴れ方も絶妙です。うるさすぎず、静か過ぎず、なにより普通すぎず。。。
「そ」
して、メロディー。デビューシングルだからかしらないですけど、1曲目の「幸福論」に続き、この曲も“真の林檎歌謡”って感じが物凄くします。誰にも似ていなくて、誰も真似できない。だけど、しっかりポップ。こういうメロディー、ほんとツボです・・・

「最」
後に歌詞。タイトル曲が“理想”を唄っていたのに対し、この曲は“現実”です。「その時全て壊れ落ちた/激しい雨には/慣れていたけど/お得意の嘘や詮索ごっこが/最後の遊びへ導いていた」。理想を唄っては見たものの、やっぱり目の前に横たわるのは現実。そんな葛藤が林檎の歌詞からも、声からも感じ取れます。デビュー当初レコード会社の人に、この矛盾している2曲について「結局、どっちが言いたいの?」みたいなことを言われたそうです。林檎、デビュー前は会社のお荷物みたいに扱われていたとか言ってました。(いまや、稼ぎ頭ですけどね笑)そして、渦巻く葛藤の模様が巧みに描写されたのが、この曲の最後の部分です。「許されるなら本当はせめて/すぐにでも/泣き喚きたいけど/こだわっていると/思われない様に右眼で/滑り台を見送って/記憶が薄れるのを/待っている」・・・。やっぱりこの小娘、天才。
「と」
いうことでした
時間が無いので、パパっと書いてしまいましたが、俺、このシングル相当好きなんです

だって、2曲とも超絶名曲ですよ
だけど、更新遅れてるのでじっくり書く余裕もないし・・・ってことで精一杯頑張りました
是非、聴いてみてください
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